TANUKI “EARTH シリーズ” ISAAC PAUL氏のレビュー!

Tanukiが”Earth シリーズ” デニムをリリース。InstagramのDenimhoundもしくは Denimhoundの ブログ  でゲストとして登場したIsaak Paul氏に今回は素晴らしいレビューを寄稿していただきました!今回のTanukiのデニム、何が違うのか?詳しくか下から↓ 

僕を知らない人はこんにちはこんばんは。Pigeon Tree CraftingというブランドをやっているIsaac Paulと申します!僕はあなたみたいな素敵な人のためにレザー小物を作っていて、すべての工程を愛し丁寧に日々制作してるんだ。

生デニムは僕の人生の一部と言っても過言ではないよ。 この革業界にいなかったならば、ジーンズ業界で働いていたと自信を持って語ることができる!(笑) デニムが僕にとってどれほど重要なのかを簡単に垣間見ることで、僕のレビューの前置きしたかったので、あなたがこのレビューを読んだときに、なんでこの人はこんなデニムが好きなんだ?と困惑する必要がなくなるよ。

今回は大々的にリリースしたTanukiのモデル、3rdタイプジャケットのEJKT( “Earth Series” 18oz)とET (18oz “Earth Series” Tapered jeans)についてレビューするよ! これら2つが僕にとってTanuki初めてのモデルではなくて、すでに1月からRed Cast Tapered (RCMST1) と Double Indigo Type II (IDJKT2) を実は持っているんだ。

Tanuki はデニム業界においても少し逆境に立ち向かっているブランド。ブランドの成り立ちは謎に包まれていて、コレクションは多くのジーンズを作り上げた様々なブランドからなるデザイナーがデザインしている。 僕には理由は理解できないけど、このもやもやした感じがムズムズして、一定層の人々から反感もかうこともあるみたい。僕は個人的には嘘をつかずに、素晴らしいジーンズを作り続けてくれれば謎に包まれていてもいいと思うけどなぁ。

カット: テーパードカット。  Tanukiで一番好きなカットだね。ジャケットは僕の身体にぴったりだった。 僕は体重が少なくて身長が高いけど、ポッキーではないよ (187cm, 79kg)。僕はサイズ感はハンドウォーマーポケットの位置だけでなくベルトが当たる位置で決まるかなって思った。最近僕たちはシャツをタックインせずに着るのが多くて、シャツを下に出しながら2ndタイプや3rdタイプのジャケットをウエストよりも少し高めに着るかな。今回少し長めに取られた着丈はそれらを少し難しくしちゃうけれども、そのおかげでシルエットは完璧に洗練されたよ。

僕は6ヶ月穿いた Red cast tapered と同じテーパードタイプを選択。なんでかって?それは今まで穿いた中で一番快適でなおかつクールだからね。ワタリには少し余裕があって、股上は僕にとって理想形。日本ブランドによくあるO玉を潰すくらい浅い股上ではなかったかな(笑)

テーパードは細すぎず太すぎずのいい感じ。二回ロールアップしたり、Red Wing Beckmansみたいなブーツに合わせてもかっこいい。

サイズ: ジーンズもジャケットもどちらも防縮加工なしの乾燥機に入れられたワンウォッシュで到着。つまり次の洗いがフィッティングに最低限の影響であるわけだね。デニムは100%コットンだけども、ゆるく編まれているから少しストレッチが効く感じがする。最初穿いた感じはレッドキャストのときみたいにテーパードシルエットが崩れてしまうのかと思ったけど、どちらも穿いた後感じるのはしっかりフィットするためにももの部分が体に沿ってしっかり伸びてくれるということ。

下が僕が測ったサイズ↓

EJKT (Jacket) size 42
53cm  胸囲
47cm 肩幅
66cm 袖
63.5cm 着丈

ET (Jeans) size 33
43cm  ウエスト
26cm 前股上
31.75cm 後股上
28cm ワタリ
84cm 股下
17cm 裾幅

この測定はオンラインのサイズチャートと見比べて測った。なにかこれが参考になれば!

全ての測定は僕が洗う前に測定したけど、ウェストだけは穿いちゃったから少しはのびているかも。

生地: Earth ジャケット と ジーンズ どちらも18オンスのデニム生地を使用。この生地はとても魅力的だと思った!ストライクゴールドと比較してみると 毛羽立ちがすごく、国産デニムの良さを全部持ってますよって感じの生地だね。みんなはディティールの前にフィット感かもしれないけど、僕の ”デニムキャリア”から見てみると、ユニークな生地、ディティール、構成、そして着用感をよくいつも注目しているよ。全部が大事だからね。何はともあれ、シルエットの多様性は大事で、ストレートもありだし、反対にテーパードカットもいいと思う。それらを気分によってミックスさせて穿くっていうのがいいかな。いろんな靴を持っているけれど、いつもスッキリとした靴を履くわけではないしね。

ディティール: Tanuki は最近パーツをアップデートしてブランドの名前でもあるTanuki ボタンを使ったり、ポケットのスレーキを変えたりしているんだ。前にも言ったようにデニムを選ぶ上でも大事な要素の一つでもある。Tanukiの変化と革新のシンボルとした “二” という文字 (赤と白のストライプ)、キレイなヘリンボーン生地のポケットライナー、青のインシームステッチ 、ジャケットの青いトップボタン、そしてポケットフラップが僕のすきなTanukiのディティール!

僕は媚を売る人間じゃないけど、これは良いジーンズだと胸を張って言える。 Tanukiのモデルでダサいと言えることはない。僕が持っている4つのジーンズと比較してみると、ディティールへのこだわりや、ステッチなど共通した精神が感じられる。 レッドキャストのジーンズを穿き続けて気づいたのはこいつは洗えば洗うほど違う表情を見つけてしかもかっこいいってこと。1月から週5日近く穿き続け、5回くらい洗ったからわかる。同じようにジーンズそのものの穿き方で、洗うことも恐れずにEarthをおなじように穿こうかなって思っているよ。 僕はこの色落ちがすごいってことは予想はしているけれど、その過程を楽しみたいな。

みんなのデニム生活に幸運を
Isaac

P.S. 僕たちは デニミオのTanukiの品揃えにいつも感謝してるよ!!


 

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