Japan’s Leather History
「みんな、丁寧に作るものの価値を忘れてしまっています。」優れた革工芸技術を持つ東京の革職人 中野克彦さんの言葉です。
日本の革工芸には2千年の歴史があります。江戸時代には、弾左衛門という社会的地位をもった存在が浅草を中心に活動していた革職人たちを13代に渡って支配していました。この職人たちしか皮革製品を作ることはできませんでしたが、1871年の解放令によって非人という階級からは解放されました。
弾左衛門の評判は良くなく、革を製造する際のにおいもまた日本の人々に好まれていませんでした。しかし私たちはこう考えますーこのにおいは誇るべき職人芸の証であると。質の良い手作りの製品から醸し出される、洗練されていないが古き良き伝統のにおいなのです。
革職人の技術は現代の日本において、長い歴史を誇る技術の1つです。また、長く愛用でき、中野氏のような限られた職人しか扱えない技術なので非常に価値がある存在です。革職人がつくる製品は最高品質というだけではなく、彼らの技術は伝統や長い歴史を感じさせるものなのです。
今すべての人が戦っています。デニム業界は織機を動かし続け、レザー業界はレザーへのステッチを止めないように、誰しもが生き残ろうと必死にがんばっています。
デニムとレザー業界が品質を大事にするように、私たちも関わる人たちを大事に思っています。私たちが扱うデニムはレザーパッチなしでは成り立ちません。
デニムとレザーのために働く人たちを皆さまが支援することができます。皆さまのお気に入りのブランドから特別にキュレーションしたアイテムを集めましたのでぜひご覧ください。そしてすべてのご注文には無料でハンドステッチのレザーウォレットが無料でプレゼントされます。”
Denimioでは、丁寧につくった高品質でサステナブルな洋服はエコなだけではなく、皆さまのワードローブにもポジティブな影響を与えると信じています。そしてそういったアイテムを使うことは日本の歴史を風化させないことにもつながります。
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